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三重県・志摩市 廃真珠工場の再生「うみらぼ」クラウドファンディング

プロパティ
2022/9/20 0:45
最終更新日時
2022/9/20 4:38
タグ
クラウドファンディング
ローカル
クライアント
川野晃太様(現・うみらぼ株式会社)
三重県・志摩にて真珠工場跡地の活用をめざす「うみらぼプロジェクト」のクラウドファンディングをお手伝いしました。全体プロデュース、コピーライティング、文章編集、リターン企画などを行いました。
お手伝いした経緯
三重県志摩市出身で、現在は東京の自動運転スタートアップ企業で働いている川野晃太さんが、本業とは別に、実家の真珠工場跡地の利活用を検討していました。さのと数年前から仕事を通じて関わりがあり、計画実現と仲間集めのためにクラウドファンディングを行いたいということで、お声がけいただきました。

企画の前提

川野さんのご実家は、三重県の英虞湾(あごわん)で、祖父の代から真珠養殖産業を営んでいました。全盛期には、1,300軒もの工場があるほど栄えていた産業でしたが、バブル崩壊による需要の減少や度重なる自然災害の影響もあり、養殖業者は徐々に廃業していきました。川野さんの実家も例外ではなく、2011年の東日本大震災を機に、廃業を余儀なくされてしまいます。
廃業後の真珠工場
廃業後の真珠工場
廃業から10年ほど経ち、工場や筏を撤去する必要に迫られましたが、川野さんはこの場所を生かす方法がないかと強く考えるようになりました。
クラウドファンディングの実施前には、同じく志摩市の出身で、東京のPR会社で働く小山さんと方針を一緒に考え、工場跡地を「ソーシャルイノベーションラボ」と位置づけることになりました。仕事ができるコワーキング施設や、ワークショップなどができるイベントスペース、ほかにもキャンプやテントサウナを楽しめる場所など、自然の中でオンオフを行ったり来たりできるような施設を理想像として描いています。
ソーシャルイノベーションラボのイメージ図(当デザインは別会社によるもの)
ソーシャルイノベーションラボのイメージ図(当デザインは別会社によるもの)

考えたこと

この構想のすべてを実現するとすれば、大規模で時間のかかるプロジェクトになります。そこで今回のクラウドファンディングでは、まだ何もできていない状態でも、この取り組みに共感してくれる仲間を増やす、ということを大きなテーマとしました。
片付け作業の様子
片付け作業の様子
仲間を集めるのであれば、今回のプロジェクトにかける川野さんたちの想いが最大限伝わるような形が理想です。かつて真珠工場が栄えていた幼少期の話から、地元のことを考えるようになったきっかけ、現在計画中のプロジェクトで実現したいことまでを改めて伺い、最も効果的な伝わり方になるよう、文章にまとめました。
また、トーチがこれまでクラウドファンディングの支援などを通して培った知見を生かして、方向性や企画全体の検討から、詳細な内容やデザインまでを川野さんと一緒に考えました。具体的には、目標金額の設定や支援者へのリターン考案、実施期間中のSNSの更新や活動報告の投稿、終了後のリターン発送作業などを伴走して行いました。

できたこと

今回のクラウドファンディングでは、最終的に283人もの支援者が集まり、支援総額は目標額の140%、420万円になりました。
大きなプロジェクトの構想段階で行ったクラウドファンディングであったため、具体的な実現内容やリターンはまだほとんど形になっておらず、難しい部分も多々ありました。しかし、川野さんの熱意に共感してくれる方々のおかげで成功させることができ、今後の活動につながっていくものになったと考えています。
工場の片づけがひと段落しました!
工場の片づけがひと段落しました!
うみらぼはこのクラウドファンディングを経て「うみらぼ株式会社」として法人化し、トーチは引き続き、事業計画や資料制作のサポートなどを行っています。

関連リンク

・クラウドファンディングページ
・うみらぼ / 秘密基地キャンプ 公式Twitter

Staff

企画/コピーライティング/編集/制作進行:佐野和哉(トーチ)
文章/写真/制作進行:吉田貫太郎(Speech Balloon Nishiiburi)
グラフィックデザイン:キシリュウノスケ(and neko)